ぼんぼり灯る二月堂・・・
2009年 05月 08日
大仏殿の更に奥の方にずっと行くと 二月堂があります。
ここを夜に訪れました。
暗闇をずっと上り坂が続き、東大寺の広さがうかがえます。
人はほとんど歩いてなくて、暗闇に時々何かが光ってかなり怖いです・・・
気配を感じて恐る恐る見るとすぐ近くに鹿がいるんですね。。。 鹿の目が光ってた!
肝だめし気分で歩くこと10分・・・ 二月堂です。。。。
3月には「お水取り」っていう、火祭りのような供養祭があるそうです。
しかしこの日は、ほんとにシーンとしていて、たまに熱心な信者さんが来られて拝んでおられた。
人もいないのに三脚禁止。 お坊さんに直接言い渡され、手持ち撮影とあいなりました・・・
真っ暗な中歩いて来て、ここの常夜灯である雪洞(ぼんぼり)の灯はホッとします。。。
どこか落ち着いた和の灯り・・・
ここはたぶん、東大寺で一番高いところにあるんでしょう・・・
大仏殿の屋根や奈良の町が見渡せます。
二月堂に上がるのに、長い屋根付きの木の階段を上るんですが、
なんだか俗世間から上の世界へ上っていくような、
不思議な感覚になりました。。。
ここちょっと気に入って、翌日の早朝にも行きました。。
奈良って京都のような華やかさはないけれど、
とても信心深い、重厚な感じが良いですね。
by masagenya
| 2009-05-08 00:25
| 歴史建造物